コラム

女性経営者におすすめの経営講座・選び方

はじめに

 

女性経営者として事業を続けていると、売上や時間の使い方、人材育成など、避けて通れない課題があります。

特に「1人ビジネスから抜け出せない」「法人化のタイミングが分からない」と感じる方は多いはずです。

 

株式会社NS-PROJECT株式会社代表の田中紗代は、これまで6000名以上の女性経営者を支援してきました。

 

その経験から断言できるのは、正しい知識と伴走サポートを得られる経営講座は、成長のスピードを飛躍的に高めるということです。

 

本記事では、女性経営者の視点から経営講座の選び方と、実際の成功事例をご紹介します。

 

 

経営講座とは?女性経営者にとっての価値

 

経営講座とは、経営戦略・マーケティング・財務・組織運営、経営者としてのマインドセットなど、経営に必要な知識と実践スキルを体系的に学ぶ場です。

 

一般的に、起業を学ぶ場所は「商品の作り方・売り方」など起業初期に必要な事に特化しているのに対し、経営講座では経営に必要なことをより幅広く体系的に学ぶことができます。

 

 

 

女性経営者が経営講座を受講する5つのメリット

 

1. 視野が広がる
 他業種の経営者との交流により、新たな発想や販路が生まれる
2. 仕組み化のヒントが得られる
 時間と売上を同時に増やす具体的な手法が学べる
3. 意思決定が早くなる
 経験豊富な講師や仲間のフィードバックで迷いが減る
4.人材確保、育成が楽になる
  正しく学ぶことで集まった人材が自然に戦力化する
5.経営者自身のお金も守れる
  利益も資産も同時に守れる経営になる

 

 

女性向け経営講座の選び方|5つのチェックポイント

 

1.講師の実績

    経営歴・支援人数・メディア掲載など、第三者が確認できる成果があるか

 

女性経営者のための経営講座やコンサルを選ぶときは、男性経営者とは違う視点で講師の実績を見ることが大切です。

女性経営者は、事業だけでなく家庭やライフスタイルとの両立、周囲からの理解やサポート体制づくりなど、男性経営とは別の課題に直面しやすいものです。

 

そのため、講師自身が女性として経営をしてきた経験や、同じような環境の女性経営者を多数支援してきた実績があるかは、大きな判断材料になります。例えば、女性特有のライフイベント(出産・育児・介護など)を乗り越えながら経営を継続してきた経験や、女性スタッフや女性顧客が多いビジネスで成果を出した事例などがあれば心強いです。また、メディア掲載や経営歴といった第三者からの評価も、信頼性を高める要素です。

 

こうした「女性経営者ならではのリアルな経験と成果」を持つ講師は、机上の理論だけでなく、感情面や環境面も含めたアドバイスをしてくれるため、学びがすぐ実践につながりやすくなります。

 

 

2.事業フェーズ適合性

    起業初期か成長期かで必要な内容が異なる


事業フェーズに合った内容かどうかを見極めることは、経営講座を選ぶうえでとても重要です。起業初期は、商品やサービスの作り込み、初期の集客方法、顧客との関係構築など、基礎を固める学びが必要です。

一方で、成長期に入ると、売上や顧客数が増えた分だけ、仕組み化やチームづくり、財務管理、組織運営といった「拡大と安定」のためのスキルが求められます。もしフェーズに合わない内容を学んでしまうと、時間もお金も無駄になり、実践にもつながりにくくなります。

 

そのため、自分が今どの段階にいるのかを客観的に把握し、その課題に直結するカリキュラムを提供している講座を選ぶことが大切です。特に女性経営者の場合は、ライフステージや家庭との両立も影響するため、自分の事業フェーズと生活状況の両方を考慮して選ぶと効果が高まります。

 

 

3.フォロー体制

    講座終了後も質問や相談ができる仕組みがあるか


フォロー体制は、経営講座を選ぶ際の大きなポイントです。講座期間中に知識やノウハウを学んでも、実際に現場で試すと必ず疑問や壁が出てきます。

 

そのときに講座が終わってしまっていて相談できる場がないと、せっかくの学びが途中で止まってしまうことがあります。特に女性経営者の場合は、事業だけでなく家庭やライフイベントとの両立によって、講座中には出なかった課題が後から出てくることも多いです。

講座終了後も継続的に学びの環境に身を置けること、質問ができるメールサポートや、定期的なフォローアップミーティング、コミュニティグループなどの仕組みがあると、学びを実践に移しやすくなります。こうしたフォロー体制は、知識を一時的な情報ではなく、成果につながる行動へと定着させるために不可欠です。

 

 

4.実践型カリキュラム

    知識だけでなく、実務に落とし込むワークが含まれているか

 

実践型カリキュラムとは、学んだ知識をそのまま現場で使える形に落とし込むことを前提とした講座内容のことです。単に「知識を知る」だけでは成果は出にくく、実際の業務に合わせたワークや課題を通じて、自分の事業に合う形にカスタマイズしてこそ効果が生まれます。

 

例えば、集客の章であれば自社のサービスや商品に合わせたターゲット設定シートを作成したり、財務の章であれば自分の数字を使って損益計算や資金繰り表を組む、といった具体的な作業です。

 

特に女性経営者の場合、時間の制約や複数の役割を担う状況も多いため、机上の空論よりも「今の自分の事業でどう動けばいいか」が明確になるワークは必須です。こうした実践型カリキュラムがある講座ほど、受講後すぐに行動へ移せ、学びを確実に成果に変えることができます。

 

 

5.価値観・雰囲気の一致

    講師や受講生のスタンスが自分に合うか

 

経営講座を選ぶうえで、最も大事なのは「価値観が合うかどうか」です。なぜなら、経営の正解はひとつではなく、講師や受講生が持つ考え方や成功の基準が、自分にとって共感できるかどうかで学びの吸収度が大きく変わるからです。

 

例えば、短期間で急成長を目指す人もいれば、安定した経営とプライベートの充実を両立させたい人もいます。

男性経営者は比較的、数字や効率など合理的な判断基準で物事を決める傾向がありますが、女性経営者はそうとは限りません。多くの場合、事業の方向性や意思決定には、家庭・ライフスタイル・健康・人間関係、そして自分が大切にしている価値観が大きく影響します。

 

そのため、講師や仲間と価値観が合っているかどうかは、女性経営者にとって特に重要です。数字や戦略だけでなく、「どんな働き方をしたいか」「どんな人生を送りたいか」という根本の部分を共有できる環境は、安心感と行動の持続力を生みます。逆に、方向性が違う相手と一緒だと、アドバイスが正しくても受け入れにくく、迷いやストレスの原因になることもあります。だからこそ、価値観の一致は女性経営者が経営講座を選ぶうえで最優先に考えるべき条件といえます。

 

 

 

経営講座で学べる主なテーマ

 

経営戦略と事業計画

経営理念を元に長期的なビジョンを描き、目標達成までの道筋を設計します。市場分析や競合調査を踏まえた戦略立案が中心です。

 

集客・マーケティング設計

個人起業と違い、他力を活かすことで労力を最小限に、効果は最大限の効果的な集客導線を作ります。広告・SNS・メディアなど複数チャネルの戦略を整えます。

 

チーム作りと人材育成

会社にあった最適な人材の採用から、自発的にメンバーが動くようになる仕組みを構築します。個々の強みを活かすチームマネジメントも重要なポイントです。

 

財務管理と資金繰り

数字を経営判断に活かすための基礎を学びます。売上・利益・キャッシュフローの見える化、そして経営者自身の資産の守り方も学びます。

 

法人化の判断基準

法人化のメリット・デメリットを理解し、売上規模やライフプランに合ったベストなタイミングを見極めます。

 

経営者のマインドセット

困難や変化に柔軟に対応し、ブレない経営をするためのマインドセットを学びます。目先の結果だけでなく長期的成長を見据えた判断力を磨きます。

 

 

まとめ|経営講座は未来への投資

 

経営講座は、知識を得るだけでなく、事業のステージを一段引き上げる大きなきっかけになります。

女性経営者が持続的に成長するためには、経営知識だけでなく、環境や人とのつながりも欠かせません。

 

もしあなたが今、

 

・1人ビジネスから抜け出したい

・ チーム経営や法人化を視野に入れている

・売上と自由な時間を両立させたい

 

と感じているなら、経営講座を一度検討してみてください。

 

 田中紗代 NS-PROJECT株式会社について

 

世界4カ国ネイルチャンピオン

株式会社NS-PROJECT代表/経営講座Re:Design Labo主宰 

17年の経営実績

これまでに6000名以上の女性経営者を支援

著書:PDCAを回して結果を出す!Instagram集客・運用マニュアル つた書房 出版

 

 

▶ 経営講座については、こちらのフォームよりお問い合わせください。

https://ns-project.co.jp/contact/

 

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